EARTHRISE GENERATIONS WAR FOR CYBERTRON

レビュー: EARTHRISE WFC-E17 アーシー(海外版)

WFC-E17 アーシー

今回は、海外では発売済みアイテムからアーシーを紹介!
G1ファンにはお馴染みのキャラで、
NETFLIXで配信されたTransformers: War for Cybertron Trilogyにも登場しています。

日本国内では2020年11月下旬発売予定となっています。

-EARTHRISE WFC-E17 アーシー
メーカータカラトミー・Hasbro
シリーズトランスフォーマー WAR FOR CYBERTRON
発売日2020年08月
定価$21.99

Thrilling 30シリーズ(国内ではレジェンズ)で商品化され、
今回6年ぶりにリメイクされました。
アーシーは国内ではトランスフォーマー2010に、海外ではTRANSFORMERS シーズン3に初登場したキャラで、
G1シリーズ終了後、
国内ではいくつかのアニメシリーズにも登場していました。

海外ではIDWコミックスで日本国内の2010とは大きくことなる設定で登場しました。
国内で放送されたアニメシリーズのアーシーしか知らない方はあまり知らないと思いますが、
国内外で大きく性格が違う代表キャラみたいな存在でもあります。

また、
現コミックスシリーズである2019 トランスフォーマーにも性格が再設定され、
グリーンライトと共に若いトランスフォーマーのメンター担当として登場しています。

Transformers War for Cybertronは、
玩具をベースにNETFLIXとIDWコミックスでそれぞれ違うユニバースとして展開されており、
それぞれのメディアでキャラ設定が大きく異なっています。
それに従って単純なG1リメイクではなく、
ウェポナイザー(モジュレーター)などに対応するための踵の5mm穴や、
脹脛にも5mm穴があり、
2010シリーズを再現したい方、期待している方にはちょっと不自然な造形になっています。

ロボットモード

G1でお馴染みのピンクを基調としたカラーリングで、
当時の姿を彷彿とさせるスタイルとなっています。

全体

女性型らしい細めの造形になっています。
アースライズ、シージ共通の5mmジョイントを扱える手になっているため、
細い腕に対してCジョイントの様な形状になっているため、
造形が気になる方は多いかもしれません。

背面はガワを背負っており、
脹脛をはじめとして肉抜きが多めになっています。
背中、肩などには5mm穴がないため、脹脛に付けられています。
また踵の形状が気になる方も多いかもしれませんが、
ウェポナイザー/モジュレーターを組み合わせる5mm穴をつけるために
後ろに伸びた形状になっています。
背中に5mm穴がないため、NETFLIXで登場した際の
コグと合体する姿を再現することができません。

以前に発売されたものよりも少し微笑んだ様な表情に。
頭部は目以外の塗装はなく、成形色のみで構成されているので、
ちょっと寂しい感じ。

ガワを折りたたんで重ねる変形になっているため、
背面がボリューミーです。
モールドはそれなりに作られています。

踵が後ろに伸びているため、重さで後ろに倒れるということはありません。

一番外側のガワは、背面左側にあるロックを押して下に引くと外すことができます。

外すと外見はよりすっきりした見た目に。

背中にはビークルモード変形時にガワを押し込むため大きめな穴があります。
ガワを外すと見ての通り肉抜き穴がかなり目立ちます。

外したガワの上に3mmボスがあり、爪先を嵌め込むことができます。
クリフジャンパーのようにシールドにすることはできず、
用途としてはこれのみという・・・
付属のブラスターは背面の臀部あたりに取り付けることができます。

アクション

可動自体はこのアースライズ・シージシリーズらしい可動範囲に。
手首の回転は形状的にありませんが、
腰の回転、足首の横可動、膝の二重関節などがあり、
そこそこな可動領域があります。
なお、首は横方向にしか動かせません。

ブラスターは半透明な成形色になっていますので、存在感が薄め。

全身肉抜き穴が多めなので、どんな可動をさせても肉抜き穴が目立ちます。
細めに作られているので、肉抜きは少なめにして欲しかった感があります。

前IDWトランスフォーマーシリーズに登場したアーシーっぽく、
暴力的なまでの強さをもつメスゴリx風な雰囲気。

現コミックスシリーズの2019 トランスフォーマーでは、
グリーンライトと共に若いトランスフォーマー ゲージのメンターとして登場していますが、
前IDWトランスフォーマーシリーズのアーシーっぽさを残しつつ、
若干血の気の多い女性型トランスフォーマーとして描かれています。

コミックスの中でもブラスターをぶっ放したりしています。
ブラスターの先端にはエフェクトパーツが取り付けられます。

前IDWトランスフォーマーシリーズ(現国内で発売されている翻訳版シリーズ)では、
ジアクサス(日本展開されていないキャラ)によって、
実験で女性型に改造されたトランスフォーマーとして登場。
その後観察なども特にされず破棄され、アーシーはジアクサスに憎しみを抱くことに。

コミックス同様に拷問するアーシーを再現。


グリーンライトをお持ちの方は、二人並ばせれば現コミックスシリーズの様な雰囲気にも。

5mm穴を使えばアイアンワークスなどと組み合わせることもできます。
細身の体に組み合わせることになるので、かなり違和感があります。
背面に5mm穴があればNETFLIXシリーズの姿が再現できたはずなので、
非常に残念。

海外のレビュアーさんの中には5mm穴を増設して、
コグと組み合わせられる様にしている方もいらっしゃいました。

再現できないのが非常に残念。

フィギュアスタンド用の穴は腰のあたりにあります。
主張が薄めなブラスターになっていますので、
シージなどのバトルマスターを組み合わせるといいでしょう!

Combiner Hunters風に3キャラを。

ビークルモード

G1やコミックスなどで登場した時と同じ様に、サイバトロニアン カーに変形します。
ただし変形手順が変形ではなく、収納に近いです。

ビークルモードを裏からみるとこの様な形に。
ブラスターは余剰にならない様に取り付けることができます。

全体

G1などで登場したビークルっぽい形状ですが、
他のアイテムに比べるとビークルがかなりあっさりしており、
トランスフォーマーアイテムとして考えるとかなり微妙なライン。

潔いくらいのガワ変形で、手足を変形させるわけではなく、ガワに収納する手順になっています。
このため、変形ステップ数は13とかなり少なくなっており、
変形自体はあまり楽しくはありません。

ガワ変形で、
かつ最近のトランスフォーマーアイテムらしくプラスチックがかなり柔らかめなので、
あまり積極的に変形させようと思う様な作りにはなっていない、というのが正直なところです。

後ろから見ると膝がはみ出ています。

ガワを広げて変形させるため、分割線が多めです。

側面

タイヤはブラスターと同じ半透明のパーツで構成されています。

G1 アーシーのビークルモードとはまたデザインが異なっていますので、
Thrilling 30/レジェンズシリーズで満足している方は、
本シリーズのアーシーではおそらく物足りないと感じるはずです。
割り切って触れた方は良いでしょう。

正面・背面

正面・背面からみるとやはりガワが目立ちます。
個人的にはあまりビークルモードに期待しない方が良いと思います。

総評

G1での印象が強く、そのアーシーを求めている方にはおそらく微妙に映ってしまうアイテムになっていると思います。
G1らしさを求める方は本アイテムではなく、
2020年末に発売されるマスターピース版か、
以前のThrilling 30/レジェンズシリーズのアーシーを入手した方が良いと思います。
(Thrilling 30シリーズは現在でも海外ショップから購入することができます。)

女性型っぽい造形は良いと思いますが、
シージ・アースライズシリーズ共通5mm穴を設けるために色々と無理がある形状になっており、
5mm穴はいらいない、
という方はこのシリーズのアーシーはおそらく評価が低くなると思います。

ただそれを除いてもガワ変形に振り切った形状、
変形というよりも収納という言葉が合う手順、
最近のシリーズとは思えないくらいのシンプルすぎるビークルモードデザイン、
5mm穴の位置の微妙さ、
とイマイチな部分の印象が強く、お勧めできるものかというと
微妙なラインであることは間違いありません。
現シリーズのキャラクターを揃えたい、という人以外は旧シリーズのアーシーの方がお勧め、
というのが正直な感想です。

このアーシーに何を求めるかで変わると思いますが、
少なくともG1の姿を期待している方、求めている方は本アイテム以外のものを入手することを強くお勧めします。
新しいシリーズに合わせたスタイルのアーシー、と認識しておかないと
触っていてもあまり楽しくないものになっているはずですので、
2010の印象が強い方、2010をイメージしている方は過度な期待を抱かない方が良いと思います。
購入される方はシージ・アースライズシリーズのアーシーとして
購入する様に
しましょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください